ご相談者さまの事例紹介
お子さま(Kくん)のプロフィール
・生後7ヵ月
・第一子
・保育園通いスタート後、慣らし保育中にサポート開始
・ベビーベッド使用(親のベッド横に設置)
ビフォー(相談前の状況)
・夜間に何度も起きる(1-2時間おきに起きる)
・ミルクや添い乳での寝かしつけ
・早朝起き(4:30-5:30)
アフター(相談後の結果)
・添い乳卒業
・ベビーベッド内で寝つけるように
・早朝起きがほぼ改善
提案したアプローチ
- ・就寝時のネントレ(添い乳からの卒業)
- ・寝室環境を整備(室温調整、遮光強化、絵本導入、就寝時のライトを調整)
- ・保育園帰宅後のスケジュール調整
- ・離乳食量の調整
サポートの経過
8/27~2ヵ月のサポートです。
サポートの初日
Zoomをつなぎ、これからどう整えていくのかをお伝え・一緒に考えていきます。
サポート中
やりとりは基本LINEで、週1回はお電話をつないでお話しました。
ぴよログのデータはほぼ毎朝送っていただき、前日の振り返り・当日のアクションを確認していました。
サポート終了時
最後にもZoomをつなぎ、これからの成長に伴いどんなことが予想されるかをまとめて「ねんね予報」としてお伝えをしました。
8月
23 初回30分のお試しカウンセリング→2ヵ月サポートへお申込み
27 サポート開始、Zoomで今後どう整えていくかを作戦会議
<ご家族全員発熱により中断>
9月
03 登園再開も、園でのミルク拒否発生/就寝のタイミング調整、環境整備など
13 いきなりつかまり立ち開始、ベッドの床板を下げる。添い乳が不可能となり、急遽ネントレ開始。10分で寝る。
14-17 泣きは伴うが手つなぎで20分ほどで寝る
18 激しく泣き1時間経過も眠れず。抱っこで寝かせる。
19-20 泣きは伴うが抱っこナシで寝る
21 寝かしつけ3分と超スムーズ
29 朝寝もベッド寝にトライ→成功(手をつないでベッドで寝つく)※以降も在宅時はベッドでお昼寝できるように
10月
16 手つなぎ寝から完全セルフねんねにするべく、就寝時の退室にトライ。1時間かけて寝る。
17 退室後7分で泣き止んで寝る
18 退室後10分で寝る
<発熱により中断>
体調不良後、たまに夜間ギャン泣きする日が発生。就寝時の退室はお休み、手つなぎ寝に戻し平常を取り戻すことに尽力。
11月
8 退室トライ再開、退室後7分で寝た
<発熱により中断>
18 サポート終了、最後にZoomで「ねんね予報」をお伝えしてご卒業
慣らし保育中でのサポート開始だったこともあり、保育園の洗礼を受け、体調不良との戦いもあった2ヵ月間でした。体調不良でサポートをお休みした分は延長し、8/27-11/18までサポートさせてもらいました。
当初は寝かしつけ時に親が退室して、完全セルフで寝てもらうことと目指していました。
しかし、9/13に突然つかまり立ちをするようになり床板を下げる必要が出てきたことで、急遽添い乳を卒業することに。(それまでは、床板を上げた状態のベッドにコロンさせて覆いかぶさるように添い乳をしていた)
そのため、退室はせず手をつないだまま寝かせる方法で対応。
意外にも初日は10分で寝ましたが、その後はアップダウンを繰り返します。
9/18は1時間泣き止めず、この日のねんね練習は終了とし抱っこで寝かせました。
この前日から慣らし保育の時間を夕方まで伸ばしていたので、その影響もあったかと推察しています。
9月後半には就寝時の寝つきは各段にスムーズとなり、10月には日中のねんねもベッド寝にトライ。
見事成功し、それ以降のお昼寝はベッドで寝つけるように。(それまでは添い乳や抱っこ紐など)
そして10月に、当初の狙いであった親が退室する完全セルフ寝にトライします。
初日は1時間泣いて大変でしたが、なんと2日目は7分、3日目は10分で寝るという大快挙。
おやすみを言って親は退室、完全セルフねんね習得かと思いましたが‥発熱します。
体調不良の時は1番負担なく眠れることを優先するので、退室は中断。手つなぎねんねに戻しました。
上記の時系列には書いてませんが、その間も親の体調不良などアップダウンをたくさん乗り越えています。
そして11月にまた、手つなぎはせず退室にトライ。退室後7分で寝るという、またまた大快挙を達成!
ですが、その次の日にまた発熱してあえなく中断です。
その後も風邪を引きずっていたので無理はせず、手つなぎでの就寝でサポート終了となりました。(手つなぎはあるものの、スムーズに寝ている)
夜間に起きる回数は1-2回に減り、サポート開始前に比べるとかなり上手くねんねしてくれるように。
体調不良が続きご飯が食べられない等もあったので、夜間の授乳は残りました。
最後に今後の夜間断乳の話など、どうステップアップしていくかをお話してサポートは終了です。
2ヵ月サポートは30分のお電話相談が5回分ついているので、今後も継続サポートさせていただきます。
ご感想
アンケートではこんなお声をいただきました。
Q.2ヶ月フルサポートに申し込もうと思ったのは、どのような理由からですか。
A.
ネントレの本を読んだところ、性格や成長ステージ次第でアプローチが違うように感じ、プロのサポートがあった方が子供にも負担が少なく、1番効率よくできると思ったから。
Q.サポートを受ける前に想像していたものと比べて、実際のサポートはどうでしたか?思っていたのと違った点(良い点・悪い点含む)があれば教えてください。
A.
ネントレの真っ最中でもLINEでやり取りしてくださったり、スピーディーにやり取りができたら、想像以上にサポートが手厚く、安心感があった。
Q.サポート中、何か印象的だったことがあれば教えてください。
A.
どんなことでもいつも質問に的確にわかりやすく答えてくださったこと。ネントレ以外の面でも、風邪を引いた時や大変な時は温かい言葉とエールをいつもくださってとても心強かったこと。
Q.相談する前と現在を比べて、育児や生活全般で何か変化はありましたか?お気持ち面含めて何かあれば教えてください。
A.
ネントレは寝てくれる魔法ではなく、毎日子どもの様子を観察して受け入れながら一緒に調整していくものと分かりました。これは育児の色んな面においても通ずるなと思い、親としての心の持ちようの勉強にもなりました!
まとめ
保育園スタートという、親子にとってチャレンジングな期間でのサポートとなり、体調不良も多く大変な2ヵ月間であったことと思います。
環境の変化で夜泣きが悪化しやすい時期であるにもかかわらず、添い乳ねんねを卒業し、ベッドで寝つけるようになったK君の柔軟性がすばらしかったです。
・保育園スタート
・分離不安の加速
・寝床の変更(ベビーベッドの床板を下げる)
・体調不良の連続
という、ハードな局面がたくさんあったのでアップダウンもありましたが、常にご家族が前向きに取り組んでくださったので最後まで走り抜けました。
こういう風にハードな局面が多いのは、月齢が上がってきているお子さんに多いですね。逆に6ヵ月未満の低月齢のお子さんの方が、一度習得してしまえばそのまま軌道に乗りやすいとは思います。
でも、どの月齢のお子さんでも突破口はあります!
1歳を過ぎていても、大丈夫。
ねんねに魔法はありませんが、1つ1つ課題を越えていくことでクリアできます。
寝られる育児と、寝られない育児は見えてる景色が全く違います。寝られるようになると、親子共に心身が満たされ笑顔が増え、かけがえのない時間をより楽しめるように。ねんねが安定すると、お子さまは500倍かわいく思えるほどですよ!
ご相談に来られた方はよく、「サポート費が全額戻ってきたとしても、前の生活には戻りたくない」と仰ってくださいます。「今年で1番課金してよかったことはねんねコンサルです」と仰ってくださった方もいましたね。それだけ、”寝られる”ってプライスレスです。
寝かしつけや夜泣き、お昼寝をしないなど、何かお困りがあれば。ぜひ一緒に手をつないで前へ進んでいきましょう。
↓困っている方、まずはこちらへどうぞ