「夕寝をとってください」と言われたけど…どうにも寝ない!
ねんねコンサルや育児本でよく出てくるアドバイス、
「夕寝をとってあげましょう」。
でも実際には、抱っこしても、授乳しても、トントンしても寝ない。
やっと寝たと思ったら3分で起きる。
「もう、どうしたらいいの…?」と感じるママやパパは本当に多い印象です。
私もコンサルで何度も聞くんです。
「夕寝をとらせたいけど、どうやっても寝てくれません」と。
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何をやっても夕寝しない…!そんな時は「潔く切り上げてOK」

まず伝えたいのは、“夕寝しない日があっても大丈夫”ということ。
夕方は1日の疲れがたまり、妙なハイテンションやグズグズになりやすい。
だから、どんなに頑張っても寝ない日があるのは自然なこと。
20〜30分ほどやっても寝る気配がなければ、潔く切り上げてOKですよ!
その分、夜の就寝は少し早めにできると理想的ですね。
例えば、
17時台に寝なかった → 18時半〜19時の早め就寝で調整
のようなイメージです。
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寝なかったとしても、その時間は意味がある!
とはいえ、こっちも疲れている夕方。
「こんなに抱っこして、授乳して、トントンしても…寝ない。」
「結局ダメだった」
となると、徒労に終わった感じがし、ものすごく疲れてイライラするかもしれません。
でもね、その時間、決してムダじゃないんです。
- 抱っこで体をゆらしている間も、赤ちゃんの体は休めています。
- 寝るまでいかなくても、ウトウトできていたら立派な休息です。
寝なかったとしても、ゆっくりタイムをとれただけで十分な意味があります。
そして、寝なくても「寝かせよう」と向き合ったママ・パパの姿勢はすばらしい!
ブラボーです!
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ここでちょっと考えてみてほしいこと
「夕寝をとらせたい」と思う背景には、
「疲れすぎると夜泣きにつながるから」
という理由がある方も多いと思います。
確かにそれは一理あります。
でも、“疲れすぎ”だけが夜泣きの原因じゃありません。
だから、
夕寝ができない=夜泣きする
とは限らないんです。
夕寝に固執しすぎる必要はありません。
できない日は、サクッと諦めてOK。
それでも夜は整っていくケース、たくさんあります。
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それでも「夕寝がとれたほうがよさそう」と思ったら
一方で、実際に夕寝が夜泣き防止につながるケースも確かにあります。
その場合は、
「なぜ夕寝がうまくとれないのか」
「どうしたらとれるようになるのか」
を一緒に整理していきましょう。
本やネットに書いてある
“活動時間”“寝室の環境”“ルーティン”
そういう基本をぜんぶやってもダメなとき。
それは、その子なりの“ねんねのポイント”が別のところにあることが考えられますね。
お子さまによって千差万別なので、そのポイントが何かを明示できないのが心苦しいところで。
ぜひ相談してね、とお伝えしているのですが‥
いやー正直、
「相談して果たして、本当に解決するのか?」と思う気持ちもあるかもしれません。(というか、大多数の方にあるでしょう)
でも、そこは私が説明するより、
実際にご相談いただいた方の声を見るのがいちばん伝わると思うのでリンクを貼っておきますね。
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夕寝を“目的”にしなくていい。目標は「眠りが整うこと」
正直、ご相談に来ていただいても、ピンポイントで「夕寝ができるようになる」とは限りません。
でも、そもそもの目的は“夕寝”ではなく、
「夜ぐっすり眠れるようにする」
「寝かしつけをラクにする」
といったことですよね。
そこを見すえてサポートしていくことで、結果的に夕寝は難しいけれどトータルでは寝られるようになった、なんていうことはありえます。
※もちろん、夕寝もスルっとできるようになることも多々ありますよ。
だから、寝ない夕寝に悩んだ時こそ、
「うまく夕寝させる」より「眠りの全体を整えるにはどうしたらいいか」を考える方が良い時もあります。
それをできるのが、私のようなねんねの専門家であり、存在価値かなと。
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あやママからのメッセージ
寝なかった日の“がっかり”は、がんばった証拠。
その時間ごと、まるっと意味があるからね。
夕寝ができても、できなくても、夜はまたリセットできるから大丈夫。
今日も、あなたとお子さまが少しでも穏やかな夜を迎えられますように。
困ったら一緒に解決していきましょうね。
また、こんなお悩みは解決するのかな?等、ご不安があればどうぞLINEでご質問ください。