「またすぐ起きちゃった…」昼寝が短い赤ちゃんに共通すること
昼寝の途中でパッと目を開けてしまう赤ちゃん。
「せっかく寝たのに、もう起きちゃった…」とがっかりすること、ありますよね。
実はこの“昼寝が短い”問題、
入眠の仕方に原因があることがよくあります。
原因①:寝ついた状況と違うから、目が覚める
赤ちゃんは、「眠りについた時の状況」をしっかり覚えています。
だからこそ、ふと眠りが浅くなった時に思っていた状況と違うとビックリしてしまいます。
たとえば、抱っこでウトウトしていたのに、気づいたら布団の上。
おっぱいを飲みながら寝ていたのに、おっぱいがなくなっている。
──この“寝ついた時と違う”状況が、赤ちゃんにとっては「何か変だぞ?」というサインになり、安全確認で目を覚ますんです。
もちろん、抱っこで寝ておろされても、グーグー長く眠れるお子さんもいます。
でも、その異変に気づいて起きちゃう子は起きてしまう。
ある意味、危機管理能力が高いと言えるので、すばらしいことではありますよね。(親はツライけど)
原因②:入眠の「自立度」によって再入眠力が変わる

人間の眠りは、深い・浅いを繰り返しています。
赤ちゃんにおいては、寝ついてから30-40分後くらいに浅い睡眠へ移行しはじめます。「睡眠サイクル」がとても短いですね。
その浅い睡眠になった時、もう一度深い眠りへ戻っていけるかどうかのカギは、「自分で寝つけたかどうか」。
抱っこ・授乳など外からの助けで寝た場合、深い睡眠へ戻っていくときもその助けを求めがちです。
逆に、自分で眠りにつけた子は、サイクルの切り替え時も自力で再び眠りやすい傾向があります。
対処法:再入眠させる?それとも切り上げる?
ここで多くの親が悩むのが、「起きちゃったけど、また寝かせるべき?」という判断。
これは、“眠そうかどうか”で決めてOKです。
💡眠そうなサインがあるなら…
- 目をこすっている
- ぼーっとしている
- 抱っこするとウトウトしてくる
- 眠そうにグズグズしている
→ こういう時は、もう一度トライ。
抱っこや授乳など何でもいいので、再入眠のサポートをしてあげましょう。
→ サポートしてみても、ぜーんぜん寝てくれない時は。
切り上げる方がオススメですね。何十分も再入眠させようと続けてると、なんだか1日中寝かしつけをしている‥みたいな感じで、ぐったりしちゃうと思うので。
💡目がパッチリ・元気そうなら…
→ 無理に再入眠させなくてOK!
たとえ20分とか短いお昼寝でも、眠い圧は抜けて元気になることはあります。
「昼寝が短い=ダメ」じゃない。大切なのはリズムの全体バランス
昼寝が短くても、1日トータルで眠れていれば問題なし。
夜の寝かしつけや夜泣きの改善は、昼寝の長さよりも
「入眠の仕方」「1日のリズム」「寝室環境」の3点で整っていきます。
焦らず、今日の昼寝がどうだったかを観察するだけでもOK。
“完璧な昼寝”より、“親子で無理しない昼寝”のほうが、ずっといい眠りにつながります。
あやママからのひとこと
散々抱っこして寝かせ、おろしたらすぐ起きるあの絶望感たるや‥
私は娘を育てていた時、抱っこ紐からおろすことは一切諦めていました。でも、ずっと抱っこしていると全く休む時間がないんですよね。
ストレスがたまり、疲れてきってお昼寝ノイローゼになってました。お昼寝が整うとグンと毎日を笑顔で過ごせる時間が増えます。
どうぞ1人で悩まず、一緒に解決していきましょう。
また、こんなお悩みは解決するのかな?等、ご不安があればどうぞLINEでご質問ください。