ねんねTips

「暗くしないと寝ない」が心配…|ねんね環境は“依存”ではなく“練習サポート”です!

「暗くして寝かせると、それがないと寝なくなるのでは?」

昼寝のときも、寝室を暗くしてホワイトノイズを流すほうがいい‥とは聞くけれど。
「そうしないと寝なくなるのでは?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

外出先や保育園など、同じ環境を再現できない場面も増えていく中で、
「家と違う環境でも寝られるようにしておいた方がいいの?」という質問をよくいただきます。


結論:まずは“寝やすい環境”を整えることを優先してOK!

夜泣きがあったり、寝かしつけが大変という時は、その赤ちゃんはまだ「自力で寝る」を練習している途中ですね。

練習中という以上は、最初から条件を厳しくするよりも、まずは整った環境で「寝られた!」という経験を重ねることが大切です。
暗い部屋やホワイトノイズは“依存”ではなく、“眠りをサポートするツール”。
安心できる環境で眠る経験を積むことで、眠るスキルが育ちやすくなります。

つまり、「寝やすい環境=上達のための練習場」です。


自転車の練習と同じなんです🚲

例えるなら、自転車の練習と同じです。
凸凹の道で乗れないようになると困るから、という理由で最初から砂利道で練習はしませんよね。
まずは平らで安全な場所でバランスを取る練習をして、それができるようになってから、少しずつ難しい道でも乗りこなせるようになっていきます。

ねんねも同じで、まずは「整った環境で自分で寝る感覚」を育てることが、のちにどんな環境でも寝られる力につながります。


外出先や保育園のねんねは、経験がものを言う!

また、保育園でのお昼寝も心配しなくて大丈夫ですよ!

真っ暗な中でのお昼寝に慣れると、園で眠れないのではと心配される方も多いですが、暗さどころじゃなく、環境が大きく違いますからね。
親がいない・先生がいる・友達がいる…もはや、暗さうんぬんはさほど問題ではないほどに、環境が違います。

そんな環境は家では再現できませんから、保育園で眠れるようになるために親ができることは案外少ないです。

毎日登園していれば必ず慣れます!

家では暗い中でしっかり寝る、園では明るくてもうるさくても寝る、と使い分けられますよ。

また、外出先でのねんねも「慣れ」が何よりのポイントです。
ベビーカーで寝る経験、ご友人宅での昼寝など、少しずついろんな環境を経験していくことで、赤ちゃん自身が“違う場所でも寝られる”感覚をつかんでいきます。

ただ、外出先は温度・匂い・人の多さなど、条件が毎回違います。
「寝たらラッキー」くらいに思っておくと、ママ・パパの気持ちもぐっとラクになるかもしれません。


まとめ|整えた環境は「依存」ではなく「練習サポート」

  • 暗さやホワイトノイズは“眠る練習を助けるツール”
  • まずは最大限寝やすい環境で「自力で寝る感覚」を育てる
  • スキルが上がれば、自然と環境変化にも順応しやすくなる
  • 外出先や保育園では「経験」と「慣れ」がカギ

まずは、赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えてあげてください。
それが“どんな場所でも眠れる力”を育てる、いちばんの近道です🌿

📩「うちの環境づくり、これでいいのかな?」という方は、
ねんね相談プランからお気軽にご相談くださいね。

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