ねんねTips

冬のスリーパー選び完全ガイド|月齢別(新生児~幼児)× 室温別の最適解(エルゴポーチ編)

以前、こちらの記事で冬スリーパーのおすすめ3選をご紹介しました。

そこでもお伝えした通り、今のところ私の冬スリーパーのいちおしといえば【エルゴポーチ(ergoPouch)】一択でして。

これより良いと思うスリーパー(&スワドル)にはまだ出会えてないんですよね。

ということで!

今回はこのエルゴポーチの冬スリーパー&スワドルの選び方について、月齢×室温別で解説していきます。


◆ エルゴポーチの何が良いのか?

まず何で私がこんなにオススメしているのか。

主な理由はこちら。

  • tog(トグ)が細かく分かれていて、室温・季節に応じて使い分けやすい
    └ さらに室温×togの早見表があり、「何度の部屋ならどの厚さ?」がひと目で判断しやすい。
  • 月齢・発達段階ごとにラインナップが揃っている
    └ 新生児期~4歳までステップアップしていける。兄弟でおそろいにすることも。
  • オーガニック素材中心で、肌触りと安全性のバランスが良い
    └ 「あたためる」と同時に「蒸れすぎない」「動きやすい」作りになっている。
  • 親にとっても使いやすい設計
    └ ファスナーの開閉がしやすく、着せるのもオムツ替えもラクちん。
  • 洗濯機で丸洗いOK
    └ しっかりした生地なので、洗濯にも強い印象。
  • おしゃれでカワイイ
    └ 洗練されたデザインで、とってもオシャレ。プレゼントにも最適です。

色々理由はありますが、1番はなんといってもtog(トグ)が明確に分かれていて、快適なねんねをサポートしてくれるところですね。

この記事では、

  • 室温ごとのtogの選び方
  • 月齢別(新生児/乳児/幼児)での最適なモデル

をできるだけ分かりやすくまとめていきます!

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◆ tog(トグ)とは?

まずスリーパー選びで絶対に外せないのが、「tog(トグ)」という考え方。
これは スリーパーや寝具の“暖かさ”を数値で示したもの で、数字が大きいほど保温力が高くなります。

エルゴポーチの規格で言えば、

0.2tog→夏用
1.0tog→通年用
2.5tog→冬用
3.5tog→真冬用

といったイメージです。

各スリーパーとパジャマの組み合わせは、こちらの表を見ていただければ一目瞭然!

こういう表を準備してくれてるところが、さすがエルゴポーチさん。

めちゃくちゃ分かりやすいですし、私の見解とも合致してます。

例えば、室温が18℃だったとしたら。

◆2.5togのスリーパー&長袖パジャマ(ロンパース)&肌着
◆3.5togのスリーパー&薄手パジャマ(ロンパース)

のどちらか、ということです。

スリーパーの中に着るパジャマやロンパースは、tog表記のあるものは少ないですよね。

エルゴポーチさんのロンパースであれば、それらもtog表記がありますが。

ユニクロなどを使われている方も多いと思います。

その場合、こんなイメージで着せてもらえればOKです。

ちなみに、腹巻付きのパジャマもありますが。

それで暑くないならOKですが、個人的にはエルゴポーチのようなしっかりしたスリーパーを着るなら、不要かなと思ってます。

オムツをしている子であれば、既にお腹まわりはモコモコなのでね。

脱げたり、めくれたりしないスリーパーを着ていればお腹だけが冷えることもないので、下手にお腹周りだけ厚着させることもないかなと思います。


◆ 月齢別|冬に使えるエルゴポーチ3商品

エルゴポーチのすごいところは、
“その子の発達段階に合った形”が月齢ごとに用意されていること。
このステップアップのしやすさが、他ブランドにはなかなかない魅力ですね。

① 新生児期~

コクーンスワドルバッグ(Cocoon Swaddle Bag)

https://ergopouch.jp/collections/cocoon-swaddle-bag

コクーンスワドルバッグは、ジップ式のおくるみで

  • モロー反射(ビクッ)で起きにくい
  • 両手を自然な位置で包める
  • ほどよいフィット感で安心して眠りやすい
  • 夜間授乳・オムツ替えがファスナーでラク

というのが良い点ですね。

コクーンスワドルバッグだけは、3.5togの展開がありません。

私の憶測ですが、低月齢はSIDSの危険性が他月齢より高いので、温めすぎが危ないこと、さらにもこもこだと動きが制限されてしまうこと、そんな理由で2.5togまでなのかな?と思ってます。(違うかもしれませんが)

2.5togを冬用に選び、すごく寒い地域の方は暖房で調整が良いでしょう。

② 3ヵ月頃~(寝返りやお座りができるベビー向け)

スリーピングバッグ(Jersey Sleeping Bag)


https://ergopouch.jp/collections/jersey-sleeping-bag

寝返りし始めたら、もう“手は自由”が絶対条件。
ここで最適なのがスリーピングバッグです。

一般的に「スリーパー」と呼ばれるタイプですね。

  • 腕を出せて安全
  • 袋状だから足先までポカポカ、めくれて足がまる出しになることがない
  • オーガニックコットン使用、通気性のある天然繊維で温かいけど蒸れにくい

冬は 2.5tog / 3.0tog から、室温に合わせて選んでくださいね。

③ 8ヶ月頃〜(あんよし始め~4歳まで)

スリープスーツバッグ(Sleep Suit Bag)

https://ergopouch.jp/collections/sleep-suit-bag

歩けるようになった赤ちゃん~幼児は、足が分かれる2WAYタイプ のスリープスーツバッグが最強です。

このタイプが1番想像つかないかな?と思うので、紹介動画を撮ってみました。

脚部分にある4方向のジッパーを使用して、寝袋から脚付きのスリーピングスーツタイプにすることのできるスリーパーになります。

…と言われても、ちょっと想像つかないですよね?

↓実際に寝袋→脚付きへ変更するところも動画にしてみました。

足裏に滑り止めがついているので、着たまま歩くこともできます。

ねんねのお友達を忘れた!なんていう時はスリープスーツバッグを着たまま取りに戻っていましたね。(着たまま遊ぶのは危険なのでNGと思います)

  • 寝袋スタイルからジッパーを使用して、足つきタイプへ変形できる
  • 寝ている間も体・足を自由に動かせる
  • 4歳までカバー、長く使える

“布団ゼロでも安心して過ごせる冬の相棒”という感じですね。

こちらも冬は 2.5tog / 3.0tog が基本です。室温に合わせて選びましょう。


◆ わが家の使い方

東京のマンション暮らしであるわが家。

冬でも寝室の室温は12月くらいなら20℃程度、真冬でも17℃くらいです。(加湿器はガンガンたいてます)

そのため、真冬以外は2.5togのスリーパーに、キャミソールの肌着&長袖長ズボンで寝かせていました。

1-2月の1番寒い時期は、長袖の肌着&キルトの長袖長ズボンに、2.5togのスリーパーで乗り切っていましたね。

↓これは娘が4歳の時の動画。伸縮性があって、とても柔らか。毎晩自分で着ていました。

ちなみにわが子は小柄なので、このエルゴポーチのスリープスーツバッグは5歳まで使えちゃいました!
こんなに大きくなるまで使えるスリーパーってあまりないので、本当に重宝しましたね。
わが子は、少なくとも4歳までは「朝までしっかりお布団かけて寝る」は無理だったなと‥
5歳になって少しできるようになりましたが、信用ならないので(笑)、スリープスーツバッグを着せることで、寝冷えを心配せず親も安心して眠れましたよ。


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◆ まとめ|月齢 × 室温 × tog が整うと、冬のねんねは一気に快適に

冬のスリーパー選びは一見難しいように見えますが、
ポイントはとてもシンプル。

  • 室温を測る
  • tog(厚さ)を合わせる
  • 月齢に合った形を選ぶ

この3つが整えば、それだけでぐっと眠りが安定しやすくなります。

「2.5togと3.0togどっち?」
「この月齢ならスワドル?スリーパー?」
という迷いがあれば、どうぞLINEで質問ください。

「ブログを見ました」とご連絡いただければ、回答させていただきます。

お子さんの寝室環境や発達をお伺いした上で、
その子に最適な選び方 をご提案できます。


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